[東京 23日 ロイター] - 日本百貨店協会が23日発表した5月の全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比57.8%と大幅に増加し、3882億円と3カ月連続プラスになった。

前年5月は緊急事態宣言下の休業が販売を落ち込ませており、この反動が出た。外出機会の増加で消費マインドが改善し、行動制限のないゴールデンウイーク(GW)では、物産展やファミリーイベントなど各社の企画催事が活況だった。

商品別にみると、ラグジュアリーブランドや時計、宝飾、美術などの高額商材が好調で、コロナ前の2019年実績も超えた。衣料品や服飾雑貨は気温上昇で夏物商品が好調だったほか、旅行需要やビジネス需要も寄与した。今後本格化する中元商戦では、各社さまざまな商品提案と併せ、店頭とWEBを連動させた施策を積極的に展開している。

調査対象の百貨店は72社・189店舗。東京地区は前年比80.6%増と、9カ月連続プラスとなった。