[ニューヨーク 24日 ロイター] - JPモルガン・チェースのグローバルマーケットストラテジスト、マルコ・コラノビッチ氏は24日、米国株式市場は27日から始まる週に7%上昇する可能性があるとの見方を示した。今年前半の大幅下落を受けて投資家がポートフォリオのリバランスを進めるためという。

30日は月末と第2・四半期末、上半期末が重なるため投資家のリバランスが活発になるとみられる。

コラノビッチ氏によると、リバランスの動きは通常市場の大きな変動要因にならないが、今回のように対象期間中の市場の動きが大きく同じ方向であれば、影響はより大きくなる。

投資家が米利上げ加速を警戒する中、S&P500種株価指数は今四半期約14%下落、年初からは18%下げている。相場の大幅変動時には通常買われる債券も売られている。

コラノビッチ氏は「市場は売られ過ぎの状態で、現金残高は記録的な水準にあり、最近の市場の空売りは2008年以来の水準に達している」と指摘。第1・四半期末や5月末などに株価の下げ幅が縮小するなど最近のリバランス局面で市場がどのように反応したかを踏まえると、27日からの週は株価が7%上昇し、債券にある程度の下げ圧力がかかる可能性があるとの見方を示した。