[香港 27日 ロイター] - オランダの投資会社プロサスと親会社である南アフリカのナスパースは27日、中国のネットサービス大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)株式を段階的に売却する方針を示した。売却した資金は自社株買いの原資とする。数年は保有することになっていたにもかかわらず方針を転換したことを受け香港株式市場のテンセント株は1.56%下落した。

ナスパースとプロサスはテンセント株28.78%を保有する。プロサスは2021年に2%(150億ドル相当)を売却後、それ以上売却しないことで合意していた。

株式を一定期間売却せず保有し続けるロックアップ約束違反ではないかとの質問に、プロサスのBasil Sgourdos最高財務責任者(CFO)は「それは今回の決定に至る過程で検討しなければならなかったことだ。(しかし)当社の株主にとり正しいことだと思う。テンセントの支持も受けている」と答えた。

テンセントは、売却の影響は限定的との見通しを示し、長期投資家が自社株買いを通じて純資産価値を高める取り組みを支持する」と述べた。

中国当局のテック業界締め付けを受け、プロサスとナスパースの株価はこの1年で大幅に下落していた。

Sgourdos氏は「テンセントと中国経済、中国経済の成長力を引き続き強く確信している」と述べた。