米CB消費者信頼感、6月は98.7に急落 インフレ懸念が重し
コンファレンス・ボード(CB)が28日発表した6月の米消費者信頼感指数は98.7と、前月から4.5ポイント低下し、2021年2月以来の低水準となった。10日撮影(2022年 ロイター/Andrew Kelly/File Photo)
(ロイター)
市場予想は100.4だった。
現況指数は147.1と、147.4から低下。期待指数は66.4と、73.7から低下し、13年3月以来の低水準を付けた。
CBの経済指標担当シニアディレクター、リン・フランコ氏は「期待指数が80を大きく下回っていることは、経済成長が下半期に鈍化し、年末までに景気後退(リセッション)入りするリスクが増大していることを示している」と述べた。
就職が困難であることを示す指数は11.6。前月は12.4だった。
向こう1年間の期待インフレ率は8.0%。前月は7.5%だった。