[ワシントン 28日 ロイター] - 米商務省が28日公表した5月の財(モノ)の貿易収支は赤字額が前月比2.2%減の1043億ドルとなった。支出がモノからサービスへ移行し、供給網の制約が緩和される中、さらに縮小する可能性が高い。

輸出が力強く増加し、貿易が2年近くぶりに2022年第2・四半期の経済成長に貢献する可能性を示唆した。

卸売在庫と小売在庫は堅調な増加を示した。これらの在庫増加と輸入品の減少は、今期の国内総生産(GDP)の伸びを押し上げる見通し。ただ、GDPは国内需要の鈍化を示す可能性もある。

財の輸出は1.2%増の1766億ドル。工業用品や自動車、消費財などの輸出が大きく増加した。一方、食料品と資本財は減った。

一方、財の輸入は0.1%減の2809億ドル。消費財が2.4%減ったのが全体を押し下げ、食料品と資本財も減少。工業用品は増え、原油の輸入を反映したとみられる。自動車も増えた。

5月の卸売在庫は2.0%増。4月は2.3%増だった。小売在庫は1.1%増。4月は0.7%増だった。

5月の自動車在庫は2.3%増。4月は2.2%減っていた。自動車を除く小売在庫は5月に0.8%増。4月は1.7%増だった。これはGDP成長率の計算に含まれる。