[28日 ロイター] - 米格安航空会社(LCC)スピリット航空は28日、反トラスト法(独占禁止法)を巡る懸念を理由に同業ジェットブルー航空の買収案を再び拒否し、30日開催の株主総会でフロンティア航空の親会社フロンティア・グループ・ホールディングスとの合併を支持するよう推奨した。

ジェットブルーは27日に買収提示額を1株当たり34.15ドルに引き上げた。スピリットの27日終値に51%のプレミアムを上乗せした水準となる。

しかし、スピリットはジェットブルーとアメリカン航空の提携「ノースイースト・アライアンス」を巡る反トラスト法訴訟を理由にジェットブルーとの取引が承認されることに懐疑的な見方を示してきた。

テッド・クリスティ最高経営責任者(CEO)は「ジェットブルーの最新案は同社との合併が規制当局の承認を得られないのではないかという取締役会の深刻な懸念を解消するものではない」と述べた。

フロンティアは先週、買収案の現金部分を引き上げた。これを受けて議決権行使助言会社のインスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)は同社との合併を推奨している。