[香港 29日 ロイター] - 中国の住宅建設大手、万科企業の郁亮会長は28日の年次株主総会で、不動産市場が短期的に底打ちしたとの認識を示した。

6月の販売が前月比で増加すると発言。回復ペースは遅く、緩やかなものになるとの見通しも示した。

これを受け、29日午前の株式市場では不動産株が上昇。CSI不動産指数は6%値上がりした。

会長は、今年は自身のキャリアで最も大きなプレッシャーを経験したが、6月の中古住宅市場が一定の回復を見せたと指摘。1級都市と2級都市の50%で売却希望価格が上昇したと述べた。

中央・地方政府の支援策や新型コロナウイルス規制を受けた累積需要などが寄与したという。

会長は「市場は短期的に底打ちした。『リバウンド』ではなく『リカバー』だ。回復にはまだ時間がかかる」と述べた。