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[29日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は29日、米国の企業や家計に長期にわたり物価圧力がかかり、連邦準備理事会(FRB)がインフレ抑制へ断固行動しなければならない可能性があると指摘した。ポルトガルのシントラで開催された欧州中央銀行の年次フォーラムで述べた。

メスター氏は「ガソリン・食品価格の高止まりは、家庭や企業の長期インフレ期待が上昇し続けるリスクを示す。中央銀行は、断固、意図的な行動でインフレを下げる必要がある」と述べた。

これより先、CNBCのインタビューでは、経済情勢に変化がなければ、7月の次回の連邦公開市場委員会(FOMC)で75ベーシスポイント(bp)の利上げを支持する姿勢を示していた。

メスター氏は、これまでインフレ率を目標まで引き上げるのに苦労していた各国中銀に油断は禁物と警告し、期待を抑制する上で政策対応は重要な要素だと指摘。

「よりコストが大きい過ちは、インフレ期待が固定されていないのに固定されていると想定することだ。インフレ期待を決定するのは、物価動向のみならず、物価を長期目標に戻すという強いコミットメントを実行する当局者の行動だ」と述べた。