[メルボルン 4日 ロイター] - 豪産業・科学・資源省は4日、2022/23年度(23年6月終了)の鉱物・エネルギー輸出収入が前年から3%増え、過去最高の4190億豪ドル(2860億ドル)になるとの見通しを発表した。ロシアのウクライナ侵攻を受けた石炭・天然ガス価格の高騰が背景にある。

資源・エネルギーに関する四半期報告書の中で、「西側諸国がロシア産エネルギーの代替品を探しているため、エネルギー資源の価格は従来予想よりも長く高止まりする見込み」とした。

ただ、インフレ抑制のための世界的な利上げは世界の経済活動に打撃を与え、ひいては資源・エネルギー収入を下押しする可能性があるとした。

液化天然ガス(LNG)輸出額は、23年6月までの1年間で19%増の840億豪ドルになると予測。ただ、輸出量は3%減る見込み。

発電に使用される一般炭の輸出額は15%増の440億豪ドルとした。輸出量が小幅に増えると同時に価格が高止まりするとみている。製鉄などに使用される原料炭は輸出収入が3%増の600億豪ドルになると予想した。