[ベンガルール 22日 ロイター] - インドの複合企業リライアンス・インダストリーズが22日発表した4─6月期決算は、安いロシア産原油の利用による利ざやの拡大や、堅調な燃料輸出に支えられて石油・化学部門が好調となり、利益が急増した。

連結利益は1795億5000万ルピー(22億5000万ドル)と、前年同期の1227億3000万ルピーから46.3%増えた。

ロシアのウクライナ侵攻を受けて西側諸国がロシア産原油の購入を控えた後、リライアンスは安くなったロシア産原油の主要な買い手として浮上した。また、制裁によって燃料不足に苦しむ欧州諸国向けを筆頭に燃料の輸出が増えた。

同社の会長兼マネジングディレクター、ムケシュ・アンバニ氏は「地政学的な紛争が原因でエネルギー市場が地殻変動を起こし、従来の貿易の流れが覆された。加えて、需要の復活によって燃料市場の需給が引き締まり、製品の利ざやが改善した」と説明した。

石油・化学部門の連結売上高は56.7%増の1兆6200億ルピーと過去最高を記録した。