[東京 29日 ロイター] - 総務省が29日発表した労働力調査によると、6月の完全失業率(季節調整値)は2.6%と前月と同率だった。ロイターがまとめた完全失業率の事前予測は2.5%だった。

労働力調査における就業者数は6759万人で、前年同月に比べて21万人増加。3カ月連続で増えた。

完全失業者数は186万人で、前年同月に比べて21万人減少した。12カ月連続の減少となった。勤め先や事業の都合による離職が11万人減少。自発的な離職(自己都合)も5万人減少した。

<有効求人倍率は1.27倍>

厚労省が同日発表した6月の有効求人倍率(季節調整値)は1.27倍と、前月に比べて0.03ポイント上昇した。6カ月連続上昇と改善基調だが、1.5─1.6倍台で推移していたコロナ前の2019年の水準には届いていない。

有効求人倍率は求職者1人当たりに、企業からの求人が何件あるかを示す。有効求人数(同)は前月に比べて1.7%増、有効求職者数(同)はほぼ横ばいだった。

6月の新規求人数(原数値)は前年同月に比べて12.0%増加。産業別では「宿泊業、飲食サービス業」が30.9%増で伸びが目立った。感染症の落ち着きを背景に人流増加を見込んだ求人が増加したとみられる。