[2日 ロイター] - 米製薬会社ギリアド・サイエンシズが2日発表した第2・四半期決算は、調整後の1株当たり利益が前年同期比13%減の1.58ドルとなった。研究開発費と特許費の増加に加え、抗ウイルス薬「レムデシビル」の販売減少が響いた。アナリスト予想平均の1.52ドルは上回った。

1株当たりの純利益は前年同期の1.21ドルから0.91ドルに減少。売上高は1%増の63億ドルとなり、市場予想の58億5000万ドルを超えた。

新型コロナウイルス感染症の治療に用いられるレムデシビルの売上高は46%減の4億4500万ドルとなったが、アナリスト予想の3億9000万ドルより高い水準だった。

ギリアドのジョアナ・メルシエ最高商業責任者は電話会見でレムデシビルについて「大半の地域での入院患者数の減少に伴い、売上高が減った」と説明。同社は必要であれば、レムデシビルを供給する態勢を維持すると表明した。

2022年通期の調整後1株利益の見通しは、従来の6.20─6.70ドルから6.35─6.75ドルに上方修正。医薬品売上高の見通しは238億−243億ドルから245億−250億ドルに引き上げた。