[3日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は3日、連邦準備理事会(FRB)は40年来の高水準にある米国のインフレ率を制御し、目標の2%に戻すことにコミットしていると述べた。

バーキン総裁は「FRBはインフレ率を目標である2%に戻すと確約し、必要なことを実施すると明確に表明している」と指摘。景気後退(リセション)懸念が出ていることについては、雇用増が毎月40万人近いことに加え、失業率が約50年ぶり低水準近辺の3.6%にあることを踏まえると「やや矛盾している」と述べた。

インフレは後退すると予想しているとしながらも「すぐに、突然後退するものではなく、予測できる形で後退するものでもない」と指摘。FRBの利上げを一部反映した需要の減退、目詰まりを起こしていた世界的な供給網の改善、コモディティー(商品)価格に対する圧力の軽減、という3つの要因がインフレ低下につながるとの見方を示し、こうした要因が作用しなかったとしても、FRBは対応する手段を持ち合わせていると語った。