[ベルリン 4日 ロイター] - ドイツ航空大手ルフトハンザが4日発表した第2・四半期決算は貨物輸送需要の高まりを背景に営業損益が黒字に転換した。旅客輸送事業が欧州短距離便をけん引役に成長し、通期でも営業黒字を達成すると予想した。

第2・四半期の調整後利払い・税引き前利益(EBIT)は3億9300万ユーロ。前年同期の8億2700万ユーロの赤字から黒字転換した。

通期の調整後連結EBITは5億ユーロ超と予想。前年同期の23億ユーロの損失から回復を見込む。同社がまとめたコンセンサス予想は5億6900万ユーロ。

新型コロナウイルス流行を受けた行動制限で2020年、21年と低迷した旅客需要が回復。現在、8月から12月の予約は平均でコロナ前の83%程度という。

ただ業界が急速な回復に対応しきれない事態も起きている。人員不足で空港が離発着便数を制限し、運航便の直前のキャンセルも起こっている。他社と同様、ルフトハンザも輸送能力を下げ、この夏2000便以上を運休にした。第3・四半期の想定輸送能力も引き下げ危機前の80%程度とした。