[フランクフルト 10日 ロイター] - 欧州電力大手エーオンは10日、ロシアのウクライナ侵攻の影響を巡る「不透明感の高まり」を理由に、ロシアと欧州を結ぶ天然ガスパイプライン「ノルドストリーム1」の持ち分価値を約7億ユーロ(7億1500万ドル)減額したと発表した。

同社は3月、年金基金を通じて間接的に保有している15.5%の権益は簿価12億ユーロとしており、価値が58%目減りしたことになる。

レオンハルト・バーンバウム最高経営責任者(CEO)は、現在のエネルギー危機は欧州がロシア産ガス依存から脱却し、安定供給を確保する必要性を明確に示していると強調。

価値の減額は営業外収益の資産の部で認識され、固定資産の減損費用計上は必要にならないとした。