[ロンドン 10日 ロイター] - 英保険会社アビバは10日、株主への現金還元を増やす計画を発表した。2022年決算と併せて自社株買いを実施する方針で、規模は年末に決定するとした。

上期の営業利益は14%増の8億2900万ポンド。同社がまとめたコンセンサス予想の7億4200万ポンドを上回った。

ただ市場の下落で運用資産は上期に13%減少し2320億ポンドとなった。

中間配当は1株当たり10.3ペンス。通期の配当ガイダンス(31.0ペンス前後)に沿った水準となった。

主に英国、カナダ、アイルランドで事業を展開するアビバは、2020年7月にアマンダ・ブラン氏が最高経営責任者(CEO)に就任した後、事業売却で75億ポンドを調達し、すでに47億5000万ポンド(約57億3000万ドル)を株主に還元している。

アビバ株6%を保有するアクティビスト(物言う株主)のセビアン・キャピタルは、22年中に50億ポンドの株主還元を要求している。アビバの株主還元拡大計画発表後、コメントを差し控えた。

ブランCEOはメディアとの電話会議で、資本還元は持続可能で定期的に実施する方針を示した。今年、3億8500万ポンドでサクセション・ウェルスを買収したのに続き、既存事業の強化につながるボルトオン型買収の余地があるとも述べた。

ジェフリーズのアナリストは、アビバが2億5000万ポンドの自社株買いを定期的に実施すると予想した。