[11日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は、連邦準備理事会(FRB)がインフレとの戦いで勝利宣言するのは時期尚早との見方を示した。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が11日報じた。

総裁はFTとの10日のインタビューで、次回9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で3回連続となる0.75%ポイント利上げを行う可能性を排除しなかったものの、0.5%ポイントの引き上げが自身の「ベースライン」だと述べた。

米労働省が10日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比8.5%上昇と、6月の9.1%から伸びが鈍化。前月比では横ばいとなった。

デイリー総裁は「前月比のデータでは消費者や企業(の負担)が幾分和らいでいるという朗報もあるが、インフレ率は依然として高すぎる上、われわれの物価安定の目標には近づいていない」とした。

現行2.25─2.5%の政策金利については、今年末までに3.5%をわずかに下回る水準に引き上げるべきとの見方を維持した。