[11日 ロイター] - 米国の平均ガソリン小売価格が11日、数カ月ぶりに1ガロン=4ドルを下回った。自動車大国にとって燃料価格の下落は朗報となる。

全米自動車協会(AAA)によると、8月11日のレギュラー無鉛ガソリンの全国平均価格は1ガロン=3.990ドル。

ガソリン価格は、ロシアのウクライナ侵攻後、供給逼迫懸念で6月に5.02ドルまで上昇し最高値を記録した。しかし価格高騰が需要を抑制し、供給不安の後退もあって価格は下落した。

ガソリン先物は6月の高値から27.3%下落、米原油は25%下落している。ガソリン小売価格も20%以上下落した。

米財務省は7月、原油高を受けた国際エネルギー機関(IEA)加盟国の戦略備蓄協調放出がガソリン価格を1ガロン当たり0.17─0.42ドル押し下げたとの試算を示したが、真の影響は把握が難しいと述べている。

ガソリン価格の下落は低所得層の生計を助けている。バンク・オブ・アメリカによると、低所得層の世帯当たりのカード支出総額に占めるガソリンの割合は6月は10%近くだったが7月は9.3%に低下した。