[北京 30日 ロイター] - 財新/マークイットが30日発表した9月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.1と前月の49.5から低下し、一段の景況悪化を示した。新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)が生産と販売を下押しした。

景況改善・悪化の分岐点となる50を下回った。市場予想の49.5にも届かなかった。

中国製品に対する海外需要の低下も製造業を圧迫。新規輸出受注は悪化ペースが加速した。

財新智庫のシニアエコノミスト、王哲氏は製造業の供給と需要が同時に縮小したと指摘。コロナ感染拡大は海南省以外の多くの地域で深刻化し、抑制策が供給と需要両方の制約要因になったとした。

新規受注と新規輸出受注の指数はともに2カ月連続で50を下回った。

これを受けて企業は4カ月ぶりに生産を減らし、6カ月連続で人員を削減した。

一方、投入価格は2カ月連続で低下し、前向きな材料を提供した。需要鈍化による原材料価格の低下が背景にある。

王氏は雇用不足、需要の低迷、不安定な期待感といった経済の主要問題を踏まえると、雇用促進や補助金の供与、需要底上げ、市場の信頼醸成に軸足を置く政策が必要だと述べた。