[4日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は4日、連邦準備理事会(FRB)は一段の利上げを実施し、インフレ率を目標の2%に戻す取り組みが「完全に終わる」まで、制約的な金融政策を維持する必要があると述べた。

デイリー総裁はCNNに対し「予測されているような深刻な景気後退(リセッション)に陥る前に、労働市場を減速させる余地はまだ多く残されている」と述べ、失業率の上昇は「4.5%台」にとどまるとし、一部で予測されている6.5%まで上昇することはないとの見方を示した。

その上で「利上げは経済の減速につながるほか、他の国の為替相場に波及的な影響が及ぶ」と指摘。中央銀行の政策が世界経済に及ぼす影響について留意する必要があるとの認識を示した。

また、FRBはインフレ低下にコミットしていると改めて表明。経済の軟着陸(ソフトランディング)に向けた道筋は狭いとの見方も示した。