アップル株2.4%下落、自動運転車開発計画を縮小・延期の報道
米アップルが自動運転車開発計画を縮小し、投入時期を2026年まで延期する考えと、ブルームバーグの記者が6日、ツイッターへの投稿で明らかにした。2019年9月撮影(2022年 ロイター/Brendan McDermid/File Photo)
(ロイター)
報道を受け、アップル株価は2.4%下げた。
報道によると、アップルが現在計画している設計では、ハンドルとペダルが搭載され、高速道路での完全な自動運転機能のみをサポートするものになっているという。
また高速道路上で他の作業を行っているドライバーに対し、手動操作に切り替える際に十分な時間的余裕をもって警告が発せられる車両の開発を計画しているとした。
ブルームバーグは昨年、アップルが早ければ25年に電気自動車(EV)をローンチする計画を進めており、完全な自動運転機能に焦点を当てたプロジェクトに注力していると報道。当時はアップルが開発を進める車にはハンドルやペダルがなく、内装は自動運転に沿ったデザインになっているとしていた。
アップルは現時点でロイターのコメント要請に応じていない。