[ニューヨーク 6日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、米株安を背景にドルがユーロと円に対して小幅に上昇した。市場は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を注視している。

ドルは前日に大きく上昇したこともあり、この日は控えめな値動きとなった。前日は11月の米サービス業に関する経済指標が予想外に好転したことを受け、米連邦準備理事会(FRB)が直近の想定よりも大幅な利上げを決定する可能性があるとの観測からドルが買われた。

バノックバーン・グローバル・フォレックスのチーフ市場ストラテジスト、マーク・チャンドラー氏は、新たな材料が乏しいとし、来週のFOMCに大きな注目が集まると述べた。来週は11月の消費者物価指数(CPI)も発表される。

チャンドラー氏は、株式市場の弱気ムードがドルの追い風になっている可能性があるとも指摘。「ドルはリスクオフ環境で恩恵を受けてきた」と述べた。

ドル指数は0.3%高。年初来では約10%高となっている。

ユーロ/ドルは0.2%安の1.0465ドル。欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのヘロドトゥ・キプロス中央銀行総裁は6日、ECBは追加利上げを実施する見通しだが、金利は中立水準に「非常に近い」と述べた。

ドル/円は0.1%高。

ドルは対カナダドルでも0.5%上昇。カナダ中銀は7日に金利決定を控える。市場は25ベーシスポイント(bp)利上げの確率を73.3%織り込んでいるが、ロイター調査では50bp利上げの予想が半数を若干上回った。

豪ドルは0.1%安。豪中銀の利上げ決定を受けて序盤は上昇していた。

ドル/円 NY終値 137.05/137.06

始値 136.30

高値 137.08

安値 135.97

ユーロ/ドル NY終値 1.0469/1.0471

始値 1.0516

高値 1.0532

安値 1.0460