[東京 28日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比31円49銭安の3万9208円03銭と、4営業日ぶりに反落して取引を終えた。短期的な上昇による過熱感や、月末のリバランス(資金の再配分)に絡んだ売りが意識された。これまで日本株の上昇をけん引してきた半導体関連などの主力株は横ばい圏での推移となり、日経平均は前日終値(3万9239円52銭)を挟んだ方向感に欠ける値動きとなった。

日経平均は50円安と、小幅安で寄り付いた。日米の決算が一巡し新規の材料が少ない中、値動きに乏しい展開が継続した。取引時間中の値幅は上下208円にとどまった。ただ、これまで出遅れていた銘柄を物色する動きもみられ、バリュー株の一角はしっかりだった。

日経平均は前日までの3営業日で1000円近く上昇した。足元では短期的な過熱感が意識されるものの、調整が一巡した3月には4万円の大台を突破するとの見方が少なくない。「株価モメンタムが非常に強く、3月上旬公表の経済指標次第ではあっさり超える可能性がある」(国内証券ストラテジスト)という。

SMBC信託銀行の山口真弘投資調査部長は「国内では賃上げや資本効率の改善といった好材料が多いものの、米金融政策を巡っては不透明感が漂い様子見となりやすい」との見方を示した。目先としては29日公表の1月の米個人消費支出(PCE)、3月6─7日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言に関心が向かっているという。

TOPIXは0.13%安の2674.95ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.13%安の1376.69ポイント。プライム市場の売買代金は4兆7762億1800万円だった。東証33業種では、値上がりは電気・ガス、パルプ・紙、水産・農林など20業種で、値下がりはその他製品、海運、ゴム製品など13業種だった。

主力株では、指数寄与度の高いファーストリテイリング、ソフトバンクグループが軟調。半導体関連の信越化学工業、SCREENホールディングスも売られた。半面、リクルートホールディングス、ファナック、東京エレクトロンはしっかり。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.55%高の779.71ポイントと、3日続伸した。今日グロース市場に上場したCocoliveは公開価格の2.24倍の3990円で初値を付けた後、3295円で引けた。同じく新規上場の光フードサービスは初値持ち越しとなり、最終気配値は公開価格2.3倍の6120円となった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが906銘柄(54%)、値下がりは698銘柄(42%)、変わらずは47銘柄(2%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 39208.03 -31.49 39189.22 39,075.47─39

,283.95

TOPIX 2674.95 -3.51 2678.85 2,667.05─2,6

82.91

プライム市場指数 1376.69 -1.82 1379.63 1,372.76─1,3

80.75

スタンダード市場指数 1267.43 +8.46 1258.13 1,258.13─1,2

69.35

グロース市場指数 975.45 +4.90 969.77 969.77─981.4

7

グロース250指数 779.71 +4.25 774.67 774.67─784.7

8

東証出来高(万株) 185237 東証売買代金(億円) 47762.18