[北京 28日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は28日、西アフリカ・シエラレオネのビオ大統領と北京で会談し、鉱物資源が豊富な同国への投資を中国企業に奨励する方針を示した。

中国は外交政策上、アフリカ諸国との協力を重視している。習主席は、シエラレオネとの関係は「他のアフリカ諸国にとって結束と協力のモデル」だと述べた。

ビオ大統領は財務相と鉱業相を伴い中国を訪問した。中国企業を誘致し、脆弱なインフラ整備に向けた投資契約を期待している。

大統領はX(旧ツイッター)への投稿で、習主席に対し「シエラレオネの社会経済発展に向けた彼のかけがえのないパートナーシップ」に謝意を示した。

シエラレオネ政府の声明によると、会談では中国側が、シエラレオネへの5000万元(695万ドル)の経済・技術支援、2000万元の債務帳消し、1500トンの食糧支援を発表した。

中国は2023年初め以降、エチオピア、ザンビア、ベナン、コンゴ民主共和国、ガボンと外交関係を強化し、天然資源が注目されるアフリカ大陸で影響力拡大を図っている。

習主席はビオ大統領に、中国はアフリカの工業化と農業部門の近代化を支援すると述べた。

昨年11月、中国は「シエラレオネの経済・社会開発の支援」として1300万ドルを供与した。

国際通貨基金(IMF)のデータによると、シエラレオネの公的債務の2.5%、約7800万ドルが中国からの借り入れだ。