[ロンドン 26日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)のマン委員は26日、ブルームバーグTVに対し、市場が予想する利下げ回数が多過ぎるとの認識を示した。

マン氏は先週のMPCで利上げ支持を撤回し、金利据え置きに賛成票を投じた。

同氏は「市場は過度の利下げを織り込んでいると思う。私の個人的な見解だ」と発言。「先週の投票以降も大幅な緩和が見られる。市場はMPCがいつまで金利を据え置くのかについて少し無頓着すぎるのではないか」と述べた。

市場は現在、年内に25ベーシスポイント(bp)の利下げが3回あるとの見方をほぼ完全に織り込んでいる。

マン氏は、利上げ支持から据え置き支持に転じた理由について、接客や旅行など特にサービス業の値上げを受けれない消費者が増えていることや、社会保険料の引き下げで労働者が増えるとみられる時期に企業が労働時間を減らしていることを挙げた。

同氏はまた「ある意味では、私が金利を下げる必要はない。すでに市場がそうしているためだ。例えば、市場のカーブや住宅ローン金利の影響という点でそう言える」と述べた。