[東京 1日 ロイター] - 軽自動車販売の業界団体が1日発表した2023年度(23年4月─24年3月)の軽自動車の新車販売シェアで、スズキが34.0%となり、2005年以来、18年ぶりに首位となった。トヨタ自動車傘下のダイハツ工業は27.3%と2位に陥落した。

全国軽自動車協会連合会(全軽自協)によると、23年度の販売実績は、スズキが前年度比7.0%増の55万2251台、ダイハツは同21.6%減の44万3694台だった。

ダイハツは昨年12月20日に認証取得不正を発表し、全車種の生産・出荷を停止を余儀なくされた。2月に入ってから基準適合性の確認された一部車種の生産・出荷は再開しているが、本格的な生産や一斉での新規受注の再開には至っていない。この結果、1─3月期に73.9%落ち込んだ。

一方、スズキの1─3月期は14.2%伸びた。昨秋、全面改良した主力の「スペーシア」の新型車が寄与したほか、初売りセールも成功した。全軽自協の広報担当者によると、顧客がダイハツからスズキへと「ブランド間を大きく移動しているような話は聞いていない」という。