[台北 5日 ロイター] - 電子機器の受託生産世界最大手、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業は5日、第2・四半期が増収になるとの見通しを示した。

第1・四半期は減収となり、市場予想を下回った。

同社は声明で「(今年第2・四半期も)例年通り閑散期だ。主要製品が端境期(はざかいき)に入っている」とした上で、第2・四半期は前四半期比でも前年同期比でも増収になるとの見通しを示した。詳細は明らかにしておらず、数値は示していない。

3月の売上高は前年同月比11.8%増の4475億4000万台湾ドル(約139億6000万ドル)。3月としては過去2番目の高水準だった。

第1・四半期の売上高は前年同期比9.6%減の1兆3220億台湾ドル。LSEGスマートエスティメートがまとめた市場予想である1兆4010億台湾ドルを下回った。

第1・四半期は、スマートフォンを含むスマート・コンシューマー・エレクトロニクス製品の売上高が前年同期比で減少。前年同期の売上高が高水準だったことが影響した。前年同期は新型コロナウイルスの流行に関連して業務が混乱した中国・鄭州工場が操業を再開し受注への対応を急いだ。

一方、クラウド、ネットワーク製品の第1・四半期の売上高は前年同期比で大幅増。「クラウド・セグメントに対する顧客の引き合いが強かった」としている。