米AMD、TSMCのアリゾナ工場でCPU生産へ 初の国内製造
米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)のリサ・スー最高経営責任者(CEO)は15日、台湾積体電路製造(TSMC)のアリゾナ州の工場で半導体生産を開始する用意があると述べた。写真はAMDロゴのスマートフォンとマザーボード、2023年3月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
(ロイター)
[台北 15日 ロイター] - 米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)のリサ・スー最高経営責任者(CEO)は15日、台湾積体電路製造(TSMC)のアリゾナ州の新工場で近くCPU(中央演算処理装置)の生産を開始すると述べた。
AMDが米国で自社製品を製造するのは初めて。トランプ米大統領の就任前から計画していたものだが、ハイテク企業は貿易戦争の激化でサプライチェーン(供給網)を多様化する重要性が一段と増している。
トランプ氏は13日、米国に輸入される半導体への新たな関税率を来週までに発表すると明らかにし、一部企業には柔軟な対応を取る姿勢を示した。
同CEOは台北で記者団に「(データセンター向けのCPUである)当社の新しい第5世代EPYCは非常に好調で、生産を開始する準備が整った」と発言。
AMDの半導体はこれまで、TSMCの台湾の工場で製造されていた。
アップルとエヌビディアも自社の半導体の一部をTSMCのアリゾナ州の工場で生産する方針を示している。
同CEOはAMDが米サーバーメーカーのZTシステムズの買収を完了し、米国での拠点を拡大したとも発言。
「非常に弾力性のあるサプライチェーンを確保したいと考えており、台湾はそのサプライチェーンの非常に重要な一部であり続けるが、米国もまた重要であり、TSMCなど重要なサプライチェーンパートナーとの協力も含め、米国での活動を拡大している」と述べた。
米国内でAI(人工知能)サーバーの生産を拡大することは間違いないとも語った。
AMDは半導体の生産の大半をTSMCに委託している。
同CEOはその後、別のイベントで記者団に、AMDが多くの製造パートナーを有しているため、ZTのために戦略提携先を見つける見通しを示した。米国企業として、米国での生産が優先事項だとした。


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