[ミネアポリス 19日 ロイター] - カナダのグッデイル公安・非常時対応準備相は19日、米ミネソタ州のデートン知事と会談し、今年に入りカナダに数千人の不法入国・亡命申請者が流入していることに懸念を表明した。

政府統計によると、今年1─5月に米国から徒歩でカナダに入国した人は約3500人。公共の港湾を利用すると協定により送還されることから、原野や森林、水路などを越えて国境を渡ってくるという。

入国者の多くはソマリアやガーナ出身。カナダの領土に入ると審理を受けることができる。

カナダは足止めされた亡命希望者を数多く救済してきたが、治安問題を懸念する声や、不法入国者の公平性に対する疑問の声が上がっている。グッデイル氏は、会談後のインタビューで「なぜこの現象が起きているのかを完全に解明する必要がある。また、国境維持のため両国が必ず最善を尽くすよう、全力を挙げなければいけない」と述べた。

デートン知事は記者団に、技術によって国境警備を強化する方法などをグッデイル氏と協議したと述べた。