[ワシントン 19日 ロイター] - 米議会予算局(CBO)は19日、医療保険制度改革(オバマケア)が代替制度での合意がないまま廃止された場合、2026年までに3200万人が保険資格を失うとの見通しを明らかにした。

来年だけで、医療保険に未加入の国民は1700万人増える見込みだという。

また、加入者が支払う保険料は2018年に25%増加。2026年までに倍増する見通し。

CBOは、2015年に議会が可決し、当時のオバマ大統領が拒否権を発動したオバマケア廃止法案についても同様の予測を示していた。

民主党のシューマー上院院内総務は「トランプ大統領と共和党は、保険料引き下げとカバー対象拡大を繰り返し約束してきたが、いずれの提案も反対の結果になっている」と批判。

代替案を作らずに廃止を決めることには、保険会社や病院からも、先行き不透明感とコスト増大につながると批判する声が出ている。

共和党のマコネル上院院内総務は、オバマケア廃止法案を来週採決する計画だが、すでに共和党の穏健派3議員が反対を表明。3議員はトランプ大統領との昼食会に出席した。

上院の勢力図は共和党52議席・民主党48議席。民主党は廃止法案に反対する方針で一致しており、3人以上の共和党議員が反対票を投じれば、法案は否決される。

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