[シドニー 4日 ロイター] - 豪連邦警察(AFP)は、シドニー発の旅客機に爆弾を仕掛ける計画に関与したとしてテロ関連罪で男性2人を訴追した。また有毒ガス放出装置も作ろうとしていたという。

警察は前週末にシドニー襲撃容疑で男性4人を逮捕。うち1人は釈放され、1人は拘留中という。

マイク・フェラン副総監は4日の記者会見で、犯行計画はエティハド航空便が対象で、イスラム過激派グループの指示によるものだと述べた。

爆発物はトルコからの航空貨物でオーストラリアに送り込まれ、「イスラム国」の指揮官の支援のもと組み立てられたという。指揮官の名前は明らかにしていない。

装置は商業用の食肉処理器に偽装、7月15日にシドニー空港のチェックインカウンターに搬入された。ただ計画は未遂に終わった。

副総監は「最も洗練された計画の1つ」と指摘。爆発物はまだ調査中だが、軍事目的で使えるほどの高性能だったという。

エティハド航空のコメントは得られていない。

米当局者は今週、匿名を条件にロイターに対し、海外の情報機関がシリアのイスラム国のメンバーとシドニーの共謀者との間の通信を傍受したと明かした。別の米当局者は爆破計画のターゲットはシドニーからペルシャ湾に向かう民間航空機とみられると述べた。

また副総監は、訴追された男性が有毒な硫化水素ガス放出装置の製造も計画していたと述べた。ただ同装置が航空機襲撃に使われる予定だったかどうかは不明とした。