[ワシントン 7日 ロイター] - 複数の米政府関係者によると、制憲議会選を強行したベネズエラのマドゥロ大統領に近い同国当局者に対して、トランプ米政権は追加制裁を準備している。トランプ政権は既にベネズエラの当局者13人とマドゥロ大統領に制裁を科しているが、制裁対象をさらに広げることになる。

新たな制裁は、米国に保有する資産の凍結や米国への渡航禁止のほか、米国人が制裁対象の人物とのビジネス上の取引をすることを禁じる内容。米政府筋は、ロイターに、早ければ今週中に発動すると述べた。

米政府筋によると、新たな制裁の対象についてはまだ最終決定しておらず、発表の日程も未定。かなりの数が対象になる見通しだという。

米政府筋によると、新たな制裁でも、ベネズエラの基幹産業である石油セクターは依然、対象外となる見込み。米政府当局者は先月末、ベネズエラの石油セクターを対象とした制裁を検討していると話していた。

関係者の1人は、石油セクターをまだ制裁対象にしない理由として「マドゥロ大統領の行動が続いた場合に新たな措置を講じる余地を残しておきたい。一度にすべての措置をとるのは賢明ではない」と語った。