[シンガポール 16日 ロイター] - アジア時間16日午前の取引で、原油先物は小動き。米国の週間統計で原油生産と原油在庫の増加が示されたことが重しとなる一方、今月末の石油輸出国機構(OPEC)総会で協調減産の延長が決まるとの期待感が支援材料となり、原油相場はプラス圏で推移している。

0100GMT時点で、北海ブレント原油先物<LCOc1>は0.02ドル高の1バレル=61.89ドル。米原油先物<CLc1>は横ばいの55.33ドル。

ブレント原油、米原油ともに先週に付けた約2年半ぶり高値から5%程度下げている。

米エネルギー情報局(EIA)が15日発表した週間リポートで、米原油在庫は減少予想に反して増加。米原油生産は過去最高の日量965万バレルを記録した。

市場関係者は、これらの悪材料にもかかわらず原油相場が下げていない主な要因は、OPECの協調減産延長観測にあるとみている。

OPECは11月30日の総会で、加盟国とロシアなど非加盟国との協調減産合意の期限を来年3月から延長することを決定する公算が大きい。