[ブリュッセル 11日 ロイター] - 欧州連合(EU)は中国製の輸入自転車に対する反ダンピング(不当廉売)関税措置の適用をさらに5年間延長する構えだ。中国当局の介入が製造コストをゆがめており、措置を解除すれば大量の輸入につながると判断された。

ロイターが入手した文書によると、EU欧州委員会は11日までに、この措置が現在も正当かどうかに関する審査を終了。引き続き妥当と結論づけた。EU加盟諸国がこの結果に反対しなければ、関税は5年延長される。

EUが1993年以来中国製の輸入自転車に課している反ダンピング関税は、現在税率48.5%。年間約1800万台が販売されるEU自転車市場で中国からの輸入品は4%のシェアにとどまるが、欧州委は中国に3700万台の余剰生産能力があると指摘。反ダンピング措置が解除されれば中国製品が再び人為的な低価格で大量販売される可能性が高いとしている。