[ワシントン 1日 ロイター] - トランプ米大統領は、3─4日にロンドンで開催される北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席するため、2日に米国を出発する。ジョンソン英首相は、訪英中に同国の総選挙に干渉しないようトランプ氏にくぎを刺している。

トランプ氏は就任前の2016年から英国の欧州連合(EU)離脱を支持する発言をしてきたほか、今年10月には、12月12日の総選挙で野党・労働党のコービン党首が勝利すれば、英国にとって「極めて悪い」ことになるなどと述べた。

ジョンソン首相は11月29日、トランプ大統領はNATO首脳会議でロンドンを訪れる際、英総選挙に関与しないことが「最善」だと述べた。

これを受け、米ホワイトハウスの高官は、トランプ大統領は「他国の選挙に干渉しないことを完全に認識している」と強調した。

トランプ氏はロンドン訪問中に、ドイツのメルケル首相やマクロン仏大統領、NATOのストルテンベルグ事務総長と個別に会談する。エストニア、ギリシャ、ラトビア、ポーランド、ルーマニア、リトアニア、ブルガリア、英国の代表との昼食会にも出席する。

NATO首脳会議では、影響力を拡大する中国への圧力強化を加盟国に求める見通しだ。

トランプ政権の高官は「中国はNATOの責任領域も含め世界中でプレゼンスや影響力の拡大を積極的に進めている」と述べた。