[ニューデリー 30日 ロイター] - インド政府は、新型コロナウイルスの感染者が少ない地域を対象に6月8日から経済活動を段階的に容認する方針を示した。ソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保や営業時間制限などを続けながら、飲食店やショッピングモール、宗教施設などの再開を認める。

一方、州政府や地方当局は、感染者が多い地域を「封じ込めゾーン」と指定し、これまでの封鎖措置を継続する。

30日の国内の新規感染者は7964人で過去最多を記録。これまでに感染した人は17万3763人、死者は4971人。ロイターのデータによると、感染者は世界で9番目に多い。

飛行機の国際線や都市高速鉄道サービスは再開されないが、州内移動は許可される。学校や大学の再開は7月に各州政府が状況をみながら判断する。

インドの新型コロナ死亡率は比較的低水準にとどまっている。ただ、当局は、都市部にいる多数の出稼ぎ労働者が帰省し、それによって地方で感染が拡大することを警戒している。