[北京 7日 ロイター] - 中国税関総署が発表したデータによると、7月の中国の鉄鉱石輸入は前年同月比24%増の1億1265万トンと、過去最高水準に達した。

鉱山会社からの出荷が増えたほか、新型コロナウイルスで打撃を受けた中国経済が回復に向かっていることが背景。

前月比では10.8%増。前月の輸入は1億0168万トン、前年同月は9120万トンだった。

1−7月の輸入は前年同期比11.8%増の6億5960万トン。

Tianfeng Futuresのアナリスト、Wu Shiping氏は「ブラジルからの出荷は依然として新型コロナの影響を受けているため、非主流国からの輸入が急増した」と指摘。鉄鉱石価格は値上がりしたが、旺盛な国内需要を背景に輸入が増えたとの見方を示した。

中国の鉄鉱石先物の中心限月<DCIOcv1>は7月に14%以上値上がりした。

コンサルティング会社マイスチールのデータを基にロイターが算出したところによると、国内163鉄工所の高炉稼働率は7月平均が86%だった。前月の86.4%からやや低下したものの、相対的に高い水準を維持している。

中国税関総署のデータによると、7月の中国の鉄鋼輸入は261万トンで、2004年4月以来の高水準だった。

7月の鉄鋼輸出は前年同月比25%減の420万トンだった。