[6日 ロイター] - 米政府の新型コロナウイルス開発促進策「オペレーション・ワープ・スピード」プログラムの首席顧問、モンセフ・スラウイ氏は6日、米製薬会社ファイザー<PFE.N>とモデルナ<MRNA.O>が開発するワクチンの有効性データが11月から12月にかけて明らかになるとの見通しを示した。

ジョンズ・ホプキンス大学とワシントン大学が開いたシンポジウムで同氏は、主要ワクチン開発企業が向こう数カ月間に有効性データを提示する見込みだと指摘。

まずは、「メッセンジャーRNA(mRNA)」という遺伝子を使ったワクチンを開発しているファイザーとモデルナのデータが明らかになるだろうと述べた。

同氏はまた、11─12月に3000万人に接種できる供給量を備えたワクチン1、2種類の有効性データを向こう1、2カ月で入手できるとの見方を示した。

英アストラゼネカ<AZN.L>が開発中のワクチンについては、米国での臨床試験(治験)は中断されたままだが、英国、ブラジル、南アフリカでの治験の有効性データが10月下旬か11月にも明らかになる可能性があると指摘。

ただ「その時点では、ワクチンが承認されたとしても接種できる国内供給量は非常に限られているだろう」と述べた。その上で、ワクチンの生産と備蓄を拡大する取り組みを進めているとした。