[ケノーシャ(米ウィスコンシン州) 5日 ロイター] - 米中西部ウィスコンシン州の検察当局は5日、同州ケノーシャで黒人男性ジェーコブ・ブレークさんを背後から銃撃した白人警官について、起訴しない方針を示した。

ブレークさんは昨年8月、背後の至近距離から7回撃たれ下半身まひとなった。これを受けて人種差別に反対する激しい抗議デモが起こった。

ケノーシャ郡のグレイブリー検事はブレークさんがナイフを持っており拘束に抵抗したと述べ、警官ルステン・シェスキー氏の発砲は正当防衛に当たると指摘した。

不起訴の決定を受けて再び抗議デモが起きる可能性がある。現地では氷点下の気温の中、およそ50人がデモ行進を行ったが平静が保たれている。

ブレークさんの弁護士の一人はブレークさんがナイフを振り上げていないことは明らかと述べ、シェスキー氏は殺人未遂で起訴されるべきだったと主張した。