[ジャカルタ 9日 ロイター] - インドネシアの首都ジャカルタ発のスリウィジャヤ航空SJ182便の国内線旅客機が9日、離陸直後に海上に墜落し、乗客・乗員62人が行方不明となっている。

墜落したのはボーイング737−500型機で、西カリマンタン州ポンティアナックに向けて離陸した直後にレーダーから機影が消えた。強い雨のため、離陸が30分遅れていたという。

インドネシアのブディ・カリヤ運輸相によると、同機には乗員12人、乗客50人が搭乗していた。地元メディアは、空港から約20キロ離れた島付近に墜落したとみられるとの同氏の発言を伝えた。

インドネシアの国家運輸安全委員会によると、乗員乗客は全てインドネシア人で、国家捜索救助庁が行方不明者の救助に向かっているほか、インドネシア海軍が墜落地点を特定し艦船を派遣した。

記者会見したスリウィジャヤ航空のJefferson Irwin Jauwena社長は、離陸前の同機は良好な状態にあったと述べた。同機の機齢はおよそ27年。

航空機追跡サイト「フライトレーダー24」によると、同機は現地時間午後2時36分に離陸し、4分後には高度1万900フィート(約3300メートル)に達したが、その後に急降下し、21秒後にデータ送信が停まったという。

運輸省の報道官によると、スカルノ・ハッタ国際空港の管制官は同機が行方不明になる直前、予定の経路から外れて北西に進路を取った理由をパイロットに質問していたという。

インドネシアでは2018年、ライオンエアが運航するボーイング737−MAXが墜落し、乗客・乗員189人全員が死亡する事故が起きた。737ー500は737ーMAXよりもずっと古いモデル。一時運航停止となった737−MAXで問題が指摘されたシステムは積んでいない。