[ワシントン 13日 ロイター] - バイデン米大統領は13日、連邦議会黒人幹部会(CBC)と会合を開き、米国の黒人が直面する不平等な警察の取り締まりや刑務所への収監の問題、圧倒的な経済格差に関し、懸念解消に取り組む決意を強調した。

ミネソタ州で20歳の黒人男性が警官に射殺されたのは「悲惨な」事件だったと指摘。「この会合に参加している全員が本当の変化を起こす」必要があると訴えた。全ての政府機関が不平等の是正に焦点を置いているとした。

CBCを率いるジョイス・ビーティ議員は記者団に、会合では黒人の投票権保護や警察改革、組織的な人種差別の撲滅、奴隷制度への賠償金の検討が議論の中心になったと説明。バイデン大統領には連邦最高裁の判事に空席が出た場合に黒人女性を任命するよう要請し、食品スーパーにサービスの行き届いていない地域への進出を促す税優遇策を推進するよう求めたとした。

バイデン氏は、警察による黒人の扱いを変えるとの公約について何ができるか問われ、できることは「多い」と答えたが、詳細には踏み込まなかった。