[香港 3日 ロイター] - 香港政府が発表した第1・四半期の域内総生産(GDP)速報値は、前年比7.8%増だった。新型コロナウイルスの脅威が緩和し、7四半期ぶりにプラス成長を回復した。

昨年第4・四半期は前年比2.8%減に改定された。

第1・四半期は、中国本土と米国主導で世界経済が回復する中、財の輸出が大幅に増加した。前年同期の低迷も成長率を押し上げた。

香港は、2019年の反政府デモ、その後の新型コロナ禍で過去最長のリセッションに見舞われた。パンデミックが制御できれば、年内に一段と広範囲な回復が見込まれる。

第1・四半期は季節調整済みの前期比で5.3%増。昨年第4・四半期改定値は同0.5%増だった。

香港政府の報道官は、世界経済の回復に伴い、財輸出の短期的見通しは明るいと指摘する一方で、サービス輸出については、回復を見込みながらも、多くの国が深刻な感染状況にあるため観光関連の活動の回復は鈍いと予想した。

政府は14日に新たな2021年実質GDP成長率予想を示す。現在の予想は3.5─5.5%。