[7日 ロイター] - ASEAN(東南アジア諸国連合)のミャンマー特使は、同国の軍事政権に対して、全ての政治犯の釈放を求めるとともに、クーデターによる混乱の収束に向けた合意事項の順守について軍事政権と議論した。ASEANが声明を発表した。

ASEANは4月、インドネシアの首都ジャカルタで首脳会議を開催し、ミャンマー情勢への対応を協議し、クーデターを起こしたミャンマー軍のミン・アウン・フライン総司令官も出席。会議後に公表された声明よると、1)暴力を停止すること、2)全ての当事者が建設的な対話をすること、3)対話を促すためにASEANの特使を派遣すること、4)援助を受け入れること、5)特使を受け入れること──の5点に合意した。

ASEAN特使は4日、ミャンマーの首都ネピドーでミン・アウン・フライン氏と会談した。

5日付のASEANの声明によると、特使のミャンマー訪問の目的は、5点の合意事項順守により「国民の利益にかなう平和的な解決」の方法を議論することだった。

声明はまた、「女性や子ども、外国人を含む全ての政治犯の釈放を求めた」としている。これは、4月の合意事項にはなかったものの、多くのASEAN加盟国が軍事政権に求めている。

ロイターは、軍事政権のスポークスマンからのコメントを得られなかった。

ミャンマー国営のグローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマーによると、会議では「ASEANの初期調査に基づく提言の実施」や、軍事政権反対派による「テロ行為」、軍による選挙実施計画などが取り上げられた。