[13日 ロイター] - 米カリフォルニア州の名門、スタンフォード大学の教職員177人が司法省に対する書簡で、国内の各大学での中国のスパイ探しをやめるよう要請した。

13日に公表された8日付の書簡で、2018年末に発足した「チャイナ・イニシアチブ」は中国による米技術の盗用防止を目的としていたが、今では「その使命から大きく逸脱」しており、「米国の研究と技術の競争力を損ない、偏見を助長し、ひいては人種差別を巡る懸念を引き起こしている」とした。

司法省の報道官はチャイナ・イニシアチブへの批判について、米政府は「米国の国家安全保障を損ない、経済に悪影響を及ぼす中国政府の違法な取り組みに対抗することに専念している」としながらも、アジア系米国人に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)の脅威を認め、「差別に関する懸念を真剣に受け止めている」と述べた。