[シドニー 17日 ロイター] - オーストラリアの首都キャンベラにある中国大使館は、米豪がワシントンで開いた外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)後に出した共同声明を巡り、中国に対する「根拠のない主張」を拒否すると表明した。

声明は、中国による「法的根拠がない南シナ海での広範な海洋主権の主張」に懸念を示し、台湾との関係強化の意向を表明。また、中国による香港国家安全維持法の施行を批判し、新疆ウイグル自治区での「ウイグル族弾圧活動」についても重大な懸念を表明した。

中国大使館の報道官は声明で「中国に圧力をかけるこのつまらない動きは何の役にも立たないもので、仕組まれた茶番だ」と反発。

「南シナ海、新疆、香港、台湾、その他の中国関連事案における中国に対する根拠のない主張や誤った発言にわれわれは断固として反対し、拒否する」とした。

台湾は、共同声明で台湾との関係強化の方針が示されたことを歓迎。

外交部(外務省)の報道官は「既存の強固な基礎に基づき引き続き米、豪、その他考えを同じくする国々と緊密に協力し、国際社会における台湾の位置付け拡大、民主制度や共有する価値の防衛を図っていく」と述べた。