[アンカラ 7日 ロイター] - トルコ中央銀行のカブジェオール総裁は6日の国内投資家との電話会見で、インフレ対応として政策は十分引き締まっており、コア物価指標が短期的に低下する見通しだと述べた。3人の関係筋が明らかにした。

また、中銀は金融政策の決定でコアインフレ指標のみを見ているわけではないとも述べた。

中銀は先月、予想外に100ベーシスポイントの利下げを実施。関係筋によると、総裁はハト派シグナルを打ち出したものの、電話会見では追加緩和が今後あると見ているのかどうかについては明確に示唆しなかったという。

政策金利が18%に引き下げられた一方、中銀が公式に対象とする総合インフレ率は9月に19.58%に上昇。実質金利が大幅なマイナスになっており、リラは過去最安値を付けた。

総裁はまた、政策はできるだけ早期にディスインフレを確保するようにし、起こり得るリスクを考慮すると述べたという。

2人の関係筋によると、総裁はさらに、中銀は1年間にわたって引き締め政策を実行しており、先月の利下げはその状況を変更していないとも語った。

コアインフレ指標については、短期的に下降トレンドにあり、物価を高水準にとどめている一時的効果は弱まると述べたという。

中銀からは今のところ電話会見に関するコメントを得られていない。

7日の外国人投資家を対象とするものも含め、毎月開かれる電話会見は報道機関の参加が認められていない。