[台北 7日 ロイター] - 半導体受託生産世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)のゼネラルカウンセル(GC、法務担当役員)である方淑華(シルビア・ファン)氏は、半導体危機を巡り米ホワイトハウスが情報提供を求めていることについて、自社はいかなる企業機密も漏えいすることはないと述べた。

ホワイトハウスは先月、国内自動車業界を減産に追い込んでいる半導体危機について、自動車メーカーや半導体企業などに情報提供を求めた。問題の解決に当たっては産業界が主導する必要があるとした。

台湾ではTSMCなどが機密情報の提供を余儀なくされるのではないかとの懸念が出ていた。

同社が7日に公表したコメントによると、方GCは前日、「心配いらない。われわれが自社の機密情報、特に顧客に関連した情報を漏えいすることは間違ってもない」と発言。「顧客の信頼はわが社の成功の主因の1つ」とした上で、「これがサプライチェーン問題を解決するためならば、いかにそれを支援できるかを検討する。既に多くを行っている。車載半導体については増産に努めているほか、一定程度は優先している」とした。