[シドニー 15日 ロイター] - 豪ニューサウスウェールズ(NSW)州のペロテット首相は15日、州都シドニーで11月1日から、新型コロナウイルスワクチン接種を完了した渡航者の入国を隔離措置なしで認める方針を明らかにした。入国の完全再開に向けて一歩前進した。

豪州は新型コロナの世界的大流行(パンデミック)を受け、2020年3月に国境を封鎖し、自国民と永住権保持者以外の入国を原則として禁止した。帰国する自国民と永住権保持者は自費で2週間のホテル隔離が義務付けられている。

一方、連邦政府のモリソン首相は今月初め、市民の80%がワクチン接種を完了した州は海外旅行が再開されるが、最初はオーストラリア人が対象で、かつ帰国後に自宅隔離が必要になると発表した。

ペロテット首相は「ホテルや自宅での隔離は過去のもので、シドニーとNSWは世界に開放される」と指摘。海外からシドニーに到着する渡航者は、搭乗前にワクチン接種証明と検査での陰性証明を提示する必要があると説明した。