[20日 ロイター] - 米食品医薬品局(FDA)は20日、モデルナとジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウイルスワクチンについて、追加接種への緊急使用を承認した。初めに接種したワクチンと異なる製品を打つ「交差接種」も可能になると表明した。

FDAのウッドコック長官代行は声明で、承認された追加接種は感染を継続的に予防する上で重要だと述べ、ワクチン接種を完了した人でも時間の経過に伴いワクチンの効果が薄れている人がいることを示すデータがあると説明した。

ワクチン接種を終えた人の一部にまでデルタ株の「ブレークスルー感染」が見られる中で、今回の措置によって数百万人が追加接種を受け、より強固な免疫を獲得することになる。

FDAはファイザー製ワクチンを追加接種に緊急使用することは既に認めている。対象は65歳以上の高齢者や重症化リスクの高い人、仕事の関係で感染しやすい状況にある人だ。

一方モデルナ製ワクチンは14日、FDAの外部専門家委員会がファイザー製と同じ対象者に追加接種することを推奨。同委員会は15日には、J&Jのワクチンも1回目接種から2カ月以上経過した人全員に2回目の追加接種を支持する意見を示した。

FDA当局者は先週、ファイザー製ワクチンの追加接種が進んでいるイスラエルのデータを踏まえ、同ワクチンの追加接種を推奨する年齢を40歳まで引き下げることを検討中であると示唆した。

ただ、この日は追加接種対象の年齢引き下げを発表しなかった。対象拡大の利点とリスク双方を評価しており、数週間以内に新たな情報を発表する予定だとした。

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