[モスクワ 30日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は30日、2024年の任期満了後に、さらに6年の任期を目指して出馬するかどうかはまだ決めていないと述べた。一方、バイデン米大統領が同年の大統領選で再選を目指すことを検討していることに賛意を示した。

プーチン氏は今世紀に入って以来、大統領または首相として権力を握り、ロシア政府の指導者としてスターリン以来の最長記録となっている。ロシアでは昨年、プーチン氏がさらに連続2期(計12年)務めることができる改定案が可決された。この改定がなければ、24年に退陣しなければならなかった。

モスクワで開催された投資フォーラムで、プーチン氏は大統領選に再出馬できるという選択肢があることで、政治システムの弱体化を防いでいると示唆した。

プーチン氏は「私が再出馬するかどうかは未定だが、立候補する権利の存在そのものが既に国内の政治状況を安定させている」と述べた。

一部のアナリストは、プーチン氏が24年に再出馬するという選択肢がなければ、機能不全に陥っていた可能性があると指摘していた。これはプーチン氏がバイデン氏との共通点として示唆していた。

プーチン氏は「バイデン大統領が再選の可能性について表明したことは、明らかに正しいと思う。選挙の準備を始めなければ、国の統治能力はかなりの程度損なわれると思うからだ」とし、「米大統領は私の意見を必要としていないが、バイデン氏の行動は明らかに正しいと思う」と語った。

プーチン氏は、特にウクライナ問題で米政府との関係が緊迫しているものの、バイデン氏とは良好な関係を築いていると表明。ロシア政府はここ数週間に、2度目の首脳会談を行う可能性について繰り返し言及した。

プーチン氏の報道官は今月、プーチン氏が24年以降も政権にとどまった場合にプーチン氏を大統領として認めるのをやめるとする米議員団の決議案について「不条理な」干渉だと非難した。